自動消火装置つきのコンロに私がどのくらい怒髪天であったかは、今は亡きついったアカウントにかつて綿々と綴っておりました。

牛肉の生食しかり、漬物の食品衛生法しかり、せっかく真面目に注意深く維持してきた「安全な方法」が、一部のおっちょこちょいによって禁止の方向にいくのは残念です。

でもまあ、誰でも安全に、という最大公約数は、かなり低い方に据えるしかないのかな。

@mikanshibano 概ね、理解できるのですが、おっちょこちょいだから問題が生じたと捉えるのは語弊があるように思います。頻度は低いものの、確率的に起こる問題も有り、家庭内で飲食する分には影響が少ないですが、それを商売として公衆に販売する、まして、Eコマースの発展と共に、個人レベルでも日本中に販売できるとなると、厳しくせざるを得ないという側面もあるのでは無いでしょうか?

生肉であっても、家庭で個人の責任の下、勝手に飲食する分には、法律も禁止していませんし。


私のおっちょこちょいな雑感に真摯な応答を頂き、ありがとうございます。先日の漬物問題で、あまりにもやもやしていたこともあり。。

ただ、生肉の扱いに熟練した専門店と、多数のバイトが出入りする廉価なチェーン店では、やはり仕事への向き合い方が異なると思うんですよね。誰でも代替の効くバイトのマニュアルレベルに落とし込まないと安全が担保できないという商業形態でよいのか、という疑問があって。漬物の食中毒も、農家のおばちゃんが家の樽で漬けたものではなく、大量生産の工場で起きたと聞いてます。

結局は、そういう熟練の技で作られた食品は、商業ベースに乗せない、贈与の中でやり取りするしかないのかなあ、と、思ったのでした。都合のよいノスタルジーで語ってしまっているので、現実に最適な解とは、乖離した戯言かもなあと思います。

私も立ち消え装置なしのコンロでは火事を起こすかもしれず、そのための不便とどちらを取るか…という合理性に従うしかないでしょうね。でも、どうにも往生際が悪くて。。

@mikanshibano ジビエ関係で食肉の基準を調べたことがあるのですが、食中毒の原因となるウイルス・寄生虫によっては、そもそも肉の内部に入り込んでいて、熟練した人が調理・加工しても防げないと分かっているものもあり、現状の規制は、それに合わせていると理解しています。(放射線を当てることでウイルスを不活化する方法はありますが、日本では認められていません。)

特に、ジビエの生肉食などで、猟師などの関係者が、鮮度が良く適切に処理すれば安全だという誤った経験則を元に、一般に振る舞うことが問題となっていることもあり、コメントしました。

未熟な手法が引き起こす問題の方が頻度は多いと思いますが、食べる側の免疫が低下しているとか、確率的に発生する問題も一定数あるということをお伝えしたかったです。

ただ、病気で弱っているなら食べないように警告するとか、一定のリスクがあることを周知した上で購入できるようにするといった形が良いのか、完全に禁止するのが良いのかという点については、議論があって良いと思います。

漬物に関しては、営業許可の取得義務化までに5年ほどの経過措置がありましたし、自治体からの補助・支援も実施されており、今回廃業に至る理由には、高齢化の影響が大きいかと思います。


詳細な解説をありがとうございます。そうですねー。弱っているとあたるとかありますよね。経験ではOKだったものだって、場合によってはヤバいことになる。。

一定の品質基準が必要な商品としての製造流通に関しては、いちばん脆弱な人に合わせて、安全管理をするしかないですものね。

高齢化の問題は、いずこも悩ましい、また別の話ですね。

ありがとうございました!

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@mikanshibano いえいえ。横やりを入れる感じになってしまって、すみませんでした。

ガスコンロの安全装置は、鉄のフライパンを使っていると面倒な時ありますよねw

僕もおっちょこちょいなので、空だきしちゃうことの方が頻度が多いのですが😅


鉄フライパンの中央(火が当たらない温度検知装置のとこ)が、若干皮膜が薄くなってしまって、困ってるんですよねー。屋外で炭でも燃やして復活させる手もあるけど、面倒で。。

そういえば、昔、父がゴルフ場(!)でキノコを採ってきて、絶対食べられると言い張って家族は全員拒否。彼が一人で意地を張ってうまいうまいと食べていたことがありました。

そういうイリーガルな食い意地にこだわって、いつか私も死ぬかもしれません(笑)。阿呆の一族です。

@mikanshibano 確かに、安全側に余裕をもって規制している側面はあるんですよね。

ベニテングタケなんか見た目もあってか毒キノコとして有名ですが、実は、そこまで毒性は無いのではないかと言われていたり・・・。(お勧めはしないですw)

さらに、同種でも生息地域によって毒性の有無が異なる場合もあって難しいです。魚では、近年の温暖化で生息域が変わった魚の安全性がどこまで担保できるのかというのが問題になっていたりもします。

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