以前、ノーベル物理学賞を取った益川さんにお会いした時に、原子力の問題に取り組む原動力は何なのか?素粒子物理学者としての社会的責任としてやっているのか?というようなことを尋ねたことがある。

すると、院生時代(?)に、原子力に関して興味のある市民に講演をするとお小遣いがもらえたのがきっかけで始めたことだが、やがて、原子力の危険性を自分でも深く認識し、反対運動を手伝いたいと思うようになった。そして、それは、科学者の使命とかではなく、家族が被害にあったら嫌だなぁ、ということの延長だとも言っていた。

彼は活動家といえば活動家なのかもしれないが、活動家で生活しているわけでもなく、日頃の雑談の中でその手の話題に自然に触れたというような気楽さがある。そういう所が、一般の方にも親しまれた所だと思う。

ところ変わって、この場も同じではないだろうか。年中、思想を語る人もいるかもしれないけど、そんな人は近寄りがたいし、そもそも、人間味がなく、その人を表しているのか疑わしい。日頃の雑談の中で飛び出す意見だからこそ、自分の考えと違っても、耳を貸す気にもなるし、納得できなくても、いい意味で喧嘩せずに流すことができる🤪

僕はそんな風に思うので、意見が違っても気にしないけど、街宣活動をされるとミュートはするかもしれません😅

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何か良い益川さんの文章ないかと思って探したら、インタビューがあった。僕が聞いた話とも通じる部分が多いと思うので、興味のある方は、ぜひ。

【インタビュー】ノーベル賞科学者 益川敏英が語る、いま、なすべきこと 「科学者である前に人間たれ」の言葉を胸に
jichiken.jp/article/0016/

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