というのか分からないですが、一時期、短めのサイズの辞典を読むのにハマっていたことがありました。

辞書・辞典というと、収載数が多い方が正義とされることも少なく無いですが、短すぎず長すぎず読み通せる分量というのは、精神的に疲れた時や就寝前の読み物としておすすめですw

良くも悪くも盛り上がりが無いので、過度に眠気の到来を邪魔することもないし、物語の登場人物に思いを寄せて悩むというようなこともありません。そうそう、読み終わらないので、次の本を探す手間も無いです。本のテーマや解説の書き振りとの相性や読みきれそうな良い具合の分量というのには個人差があるので、最初は本屋さんなどで中を見ながら選ぶと良いでしょう。

読むと言っても、暗記を目的とするわけでは無いですし、研究するわけでも無いので、用例の隅々まで読むわけでは無いです。

ということで、過去に読んだもので、ぱっと思いついた物の紹介ですw

「語源海」 杉本つとむ amzn.asia/d/2dQyHA5
* 過去から現代に至る用例がいくつも収載されていて、意味の変化を追うのが楽しい
* 前書きの音形の変化の話だけでも目から鱗が落ちる
* 日本語の語源と漢字の字源は別物というのが、よく分かる
* 一番のお勧めで、みんなに買わせてるw

「岩波 ことわざ辞典」時田昌瑞 amzn.asia/d/eY2MhFZ
* ことわざということで、慣れ親しんでいる上に、読みやすい
* 解説文もしっかりしていて、読み応えがある

「岩波 いろはカルタ辞典」時田昌瑞 amzn.asia/d/1YcsGyZ
* こんな辞典もあるのかと興味を持って購入
* ことわざ辞典と同じ著者で解説文も同様にしっかりしている上に、カルタの絵があるので楽しい

「岩波 四字熟語辞典」岩波書店辞典編集部 amzn.asia/d/6BFwqkI
* 四字熟語は元となったストーリーがあるので楽しい
* 編集部作成となると、辞書感が増して、他と比べると読みにくい

「常用字解」 白川静 amzn.asia/d/6uH08DD
「人名字解」 白川静 amzn.asia/d/5wE40rO
* いくつも漢字の字源を見ていくと、背後に流れるルールが見えてきて楽しい(かった)
* 後々、漢字の研究者から白川さんの解釈の問題点を聞き、納得させられたので、おすすめはしない
* 間違った字源が記憶にインプットされてしまったので、もう漢字の字源について軽はずみな発言ができない体になってしまったw

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ただ、僕はこの手の研究者では無いので、最後の本みたいに、怪しいのが入っているかもしれません。
問題がありそうな本があれば、教えてくださいw

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