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2022年11月18日の毎日新聞に、職員室での教員間の会話が生徒たちに配っているタブレットを通して直接生徒間に内容が伝わってしまい、職員室で話題になった生徒とその話題を出した教員の両方がショックで登校できなくなってしまったとの記事がありました。
話は飛びますが、アメリカの大学で日本語を教えていた頃、地元の高校を見学する機会がありました。日本との大きな違いは、生徒が入室できない教員専用の休憩室はありますが職員室はなかったことです。また、日本で言う教室がなく、クラスがないのでクラス担任がいません。生徒は学科担任の教員が待っている教室に移動して授業を受けます。放課後のクラブ活動はコーチなどに任せ、教員は午後3時ごろに帰宅します。担当している生徒がいないので教員による生徒指導は行いません。ですから、教員間での生徒情報の共有もありません。では、生徒に何か問題が起こったときはどうするのか?校長などの上級職員が担当します。そして直ちに保護者が呼び出され、保護者同席で解決策が提示されます。メンタル系など素人判断ができない場合は、専属もしくは地区のカウンセラーが対処します。
アメリカの学校も色々問題を抱えていますが、少なくとも今回のような問題はアメリカでは起こりえないでしょう。

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