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新紙幣が出回るといことで、これまでの千円札の逆さ富士の図柄がなくなってしまうのは非常に悲しいのであります。
前千円札の図柄は本栖湖から岡田紅陽によって撮影された《湖畔の春》が原案となっています。これは1984年発行の旧五千円札の図案にも使われており、40年間親しまれてきた図柄です。

逆さ富士というのは、昔からおめでたいものとされてきましたが、近代以前に絵に描かれることはほとんどなく、写真技術の登場とともに視覚的に表現されるようになった、つまり、近代的なモチーフだったといえます。
お札は国の象徴ですから、前の千円札は伝統的かつ先進的な日本を表象していたと言えると思います。またはそうでありたいという時代の機運の表われだったかもしれません。

新しいお札もそういう視点から見ると、日本の行く末を占えるかもしれない。
QT: misskey.io/notes/9v8xrwqqez9t0
[参照]

Yahoo! ニュース  
新紙幣発行「歴史的瞬間」に興奮 https://news.yahoo.co.jp/pickup/6506361
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