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戦中派が心情的にどうしても描けなかったことというのがあって、例えば岡本喜八は学徒出陣兵で、兵士の暴虐を詳細に描くことができなかった(これは本を読んでからまた感想とか詳細に書きます)。ほかの戦争映画もだけど日本のアジア諸国への加害行為、植民地支配の暴虐や慰安婦問題、戦中派とそれ以前の世代が作品に描けなかったことは、のちの世代がよりよく調べて掘り下げて主題を発展させていくのが理想的だと思うし、その流れで多様な視点から見た戦争映画がたくさんできてほしかった。
現在の過剰に美化された戦争映画が作られる文脈とか、ナショナリズムに流れた政治や教育の問題も併せて戦中派と現在の分断について色々考えてることがあって、まとまらないんですがメモとして。

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