2023年ベストブック
・吉屋信子『わすれなぐさ』
・ハーパー・リー『ものまね鳥を殺すのは』
・ジェフリー・フォード『最後の三角形』
・鷲谷花『姫とホモソーシャル 半信半疑のフェミニズム映画批評』
・キース・トムスン『海賊たちは黄金を目指す』
・ク・ビョンモ『破果』
・ファン・ジョンウン『百の影』
・キャスリーン・ニクシー『信じる者は破壊せよ 古代ギリシア・ローマ、キリスト教が招いた暗黒の世紀』
・ディーノ・ブッツァーティ『七人の使者 神を見た犬』
・ジョー・ヒル『ブラック・フォン』
順不同で、小説も批評もノンフィクションもごちゃまぜになってしまいましたがそれはそれとして、『わすれなぐさ』の陽子さんは今年出会えた最高のヒロインでした。
ク・ビョンモの『破果』の主人公と対立する若い暗殺者、実写化するならソン・ソックでお願いしたいです。
『ブラック・フォン』は『二十世紀の幽霊』に泣かされました。私のオールタイム・ベストの『ワイルドバンチ』も作中に登場するので……。