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昨日仕事の前にテランの『その犬の歩むところ』を読み返してバーバー泣いてしまい、目を腫らしたまま仕事してたんですが、この物語に描かれてる犬の姿がものすごく気高く賢く善良で美しいのにものすごく普遍的で、どんな犬もこの犬のような魂を持っていると思える犬文学の傑作。傷ついたアメリカの現代史をギヴという名の一匹の犬とともにたどる旅、どのエピソードも眩しく胸に染み入ります。
犬という存在の奇跡、人類よこの奇跡とともにあるため善良で気高くあれ、と祈るような物語で心の底からおすすめです。

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