ストレンジMoM、サムライミとエルフマンファンとしてはあんな最高の映画ないんだけど80年代アメリカンホラーっていう構造のフォーマットが古くて、ワンダとストレンジの間の不均衡が悪い方向に作用しちゃってるのかやっぱり残念だな
女性のキャラクターが理不尽な目に遭わされる話でその人にカタルシスを与えようとなったとき、女性をホラー映画のモンスターとして登場させ復讐を遂げさせるという方向になるの、ホラー映画のモンスターがヒーローだった5〜60代の男性監督からしたら誠実にやってるつもりなのかもしれんが、もうちょっと古いというか的を外してる感じがする
『ラスト・ナイト・イン・ソーホー』も全く同じ的の外し方をしていて、映画愛映画的要素を差し引いてもホラー映画のフォーマットにこだわりすぎるのはよくない