私自身が自転車に乗るようになったきっかけは、現職への就職でした。それまでま自動車を運転することの方が多かったのですが、職場の都合で禁止されたのです。
休日も安くない金額を支払ってバスに乗ったり、タクシーを使うことが増えましたが、ガソリン代を使わないので意外と生活は裕福でした。
数年経過したときに、同期の社員が退職するときに、一台の安価な自転車を譲ってくれました。6速変速の車重が14キログラムあるようなものです。
当時は群馬に住んでいましたので、長い坂の上にある社宅まで自転車で帰れないのではという思い込みがありました。しかし、一度挑戦してみようと奮い立ち、息を切らしながらも登りきりました。
職場での抑圧の中、挑戦しようという気持ちがずっとしぼんでいただけに、達成感を感じました。
結局、その一台がきっかけで自転車で近場を移動するだけでなく、電車に折り畳んで乗せて、遠く秋田まで行くことになりました。
今、自動車に乗ることは許可されてますが殆ど乗りません。自転車に乗ることが、楽しく、メリットのある生活様式だからです。
これら魅力を今後も発信し、仲間を増やしたいと考えています。