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電車で正面に立った人のコートに、明らかに猫と戯れた痕跡としか思えない毛が付いていて良かった

矢島新『日本美術の核心』(筑摩書房)を読んでいるのだけど、「絵」や「画」には訓読みがなく、普段使っている「え」という言葉や概念自体は古墳時代に文字と共に伝来されたものであるとの説明があり、サピア・ウォーフの弱い仮説を感じてかなり面白かった。現代となっては「壁画」として見做されているそれは、「え」の伝来以前は異なる仕方で感じられていたのかもしれない。

そういえばシュヴァンクマイエルを見ようの会をやろうと思っていたのだけど完全に忘れていたな

誰かが誰かの何かをおすすめしていたという記憶だけがあり、詰んでいる

短編集のセルフライナーノーツを書きました。
収録作と一緒にこの週末にぜひ。

『破壊された遊園地のエスキース』収録作解題|青島もうじき
t.co/4J1xM8bW6O

宣伝、たいへんに下手くそなので方々で言及していただいて非常に救われております……
ありがとうございます……

【短編集『破壊された遊園地のエスキース』】

販売開始となりました。
予期せぬ挙動とその祈りにまつわる短編だけを集めた一冊です。
全ての想像力が可能となってしまう時代にぜひ。

KindleおよびKindle Unlimitedにてお読みいただけます。

カバーデザイン・編集:青山新さん
発行:anon press

amazon.co.jp/dp/B0BXKW8CC7?ref

CALL magazineに向けて書いた二作のフラッシュフィクションの、もう一作のほうです

フラッシュフィクション「三叉路の機械」|青島もうじき
note.com/aojima__/n/n9b2f39dd8

短編集、表紙をいただいたが非常にクールかつコンセプチュアルで最高だったのでお披露目が待ち遠しい

『破壊された遊園地のエスキース』、大量の造語を混ぜ込んだ書き下ろしが一作収録されているので造語に造詣の深いフォロワーは対戦よろしくお願いいたします

【告知】
ネットプリント企画CALL magazine vol.10青島もうじき「光のためのエチュード」が配信開始となりました。
楽器と楽譜と奏者にまつわる1,000字のフラッシュフィクションです。
印刷期限は3/12まで。詳細は添付画像に。

勘で流星群かな思って散歩に出たが、月が眩しくて天体観測どころじゃなかったしとうぜん流星群でもなかった

2月に読んだ本

伊藤亜紗『体はゆく できるを科学する〈テクノロジー×身体〉』(文藝春秋)
隈研吾『自然な建築』(岩波書店)
太地五郎作『日本の古式捕鯨』(講談社)
重森千靑『日本の10大庭園――何を見ればいいのか』(祥伝社)
布施英利『遠近法がわかれば絵画がわかる』(光文社)
青崎有吾『11文字の檻:青崎有吾短編集成』(東京創元社)
進士五十八『日本の庭園 造景の技とこころ』(中央公論新社)
高水裕一『宇宙最強物質決定戦』(筑摩書房)
共同通信社運動部『アスリート盗撮』(筑摩書房)

この三月で小説を始めてちょうど三年になるので、このタイミングで短編をまとめる機会に恵まれたのは非常に嬉しい

短編集、いま気づいたが徳島SFが二つも収録されているな

あと3か月くらいで出版権の戻ってくる作品がかなりあるので、実はもう1冊くらいは短編集を出せる(のでご興味のある編集者のかたはご連絡ください)

主催にはすでに確認しておりましたが、アンソロジー収録作もいくつか再録させていただきました。
おかげさまでコンセプチュアルな一冊にまとまったように思います。ありがとうございます。

【告知】
SF短編集『破壊された遊園地のエスキース』が刊行されます。
人間とテクノロジーの触れ合うところに生じた、まだ名前を持たない何かにまつわる作品群が収録されています。

3/8、anon pressさまよりKindleで発売となります。
PODも検討中ですので、紙で欲しい方は続報をお待ちください。

〈収録作〉
・ロプノールとしての島
・ラフノー小伝
・森林完全(Treeing-complete)
・〈胞示院掩庭・三断面〉評(新作)
・ほ/た/る/び/の/な/み(新作)
・履歴「砂粒(Un-UncannyValley)」
・破壊された遊園地のエスキース(新作)
・此岸にて
・サロゲート

9作(書き下ろし3作)原稿用紙約260枚

絶え間なく失敗し続ける衛星通信にのみ宿る、どこまでも引き伸ばされた祈りの仕方を。

twitter.com/jcj9dj/status/1630

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