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私は、絶叫マシンにはなるべく乗りたくない。怖いからではなく、好き好んで事故リスクが高い状況に身を置きたくないから。

その意味で、実は通常のヘリコプターにもできれば乗りたくない。安定性という観点で見て通常の航空機は理にかなっているが、ヘリコプターは「ちょっと無理をしている」ように思えてしまうから。最近の自衛隊のヘリ事故やオスプレイの事故は、その懸念を裏付る形となってしまった。

とはいえ通常のヘリコプターにはオートローテーションというものがあって、飛行中にエンジンが止まっても生還できる見込みがある(常にではないが)。

さて、記事にあるような「空飛ぶ自動車」こと電動マルチコプターの場合、モーターの不調で不安定になったり、空中でトラブったときに、グライダーのように滑空させることも、通常のヘリコプターのようにオートローテーションで着陸させることもできない。単純に墜落する。

自分の感覚では、絶対に乗りたくない。
itmedia.co.jp/news/articles/24

補足すると、12個もローターがある理由は「12個中X個が故障しても大丈夫」的な話をして人を安心させるためだろう。

だとしても、進んで乗りたくはない。理由は、1点目に前述したように飛ぶ乗り物として筋が悪く見えること。2点目に、記事に「大阪・関西万博での運航に向け、25年に耐空証明、26年に型式証明を取得する計画」とあるように、まだまだ未熟な乗り物なのですよ、これは。

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