スペインの社会権大臣Ione Belarraは、X/Twitterでイスラエルのガザでの振る舞いに関して「ネタニヤフ首相を戦争犯罪の容疑で国際刑事裁判所(ICC)に提訴しよう」と非難。イスラエルは反発するがスペイン政府は取り合わず。
ただし本件、西側メディアではほとんど記事になっていない様子だ。
10/14投稿「イスラエルがガザで行おうとしている大量虐殺を考慮し、私たちはスペイン政府がネタニヤフ首相を戦争犯罪の容疑で国際刑事裁判所(ICC)に提訴することを提案する」
https://twitter.com/ionebelarra/status/1713136138729222163
10/16投稿「スペイン政府がネタニヤフ首相を戦争犯罪の容疑で国際刑事裁判所(ICC)に提訴するよう、各位に要請する」
https://twitter.com/ionebelarra/status/1713836554047602877
西側メディアの記事は、下記のNewsweekの記事ぐらいか。
https://www.newsweek.com/spanish-official-wants-benjamin-netanyahu-investigated-war-crimes-ione-belarra-1835038
(続く
一方、ロイターによれば、イスラエルのスペイン大使館は「一部のスペイン政府関係者がハマスに協力している」「スペイン政府内の特定の要素が、ISISのようなテロリズムと手を組むことを選んだことを深く憂慮する」とIone Belarraらの発言を非難した。スペイン外務省は「虚偽」と反論。
Belarra大臣は「大量虐殺を糾弾することは『ハマスに同調すること』ではなく、民主主義の義務です。沈黙はテロへの加担だ」と投稿した。
https://www.reuters.com/world/middle-east/israel-says-some-spanish-officials-align-with-hamas-government-rejects-2023-10-16/
Belarra大臣は舌鋒を緩めない。今しがたも「パレスチナにおけるイスラエルの大量虐殺を前にして、皮肉と偽善を糾弾する時だ」(日本時間 午後5:14 · 2023年10月17日)と発言している。
https://twitter.com/ionebelarra/status/1714193247885463744