急落を続けていた内閣支持率が、8月末から上昇、32.2%に。
急落を続けていた理由は、マイナ保険証のトラブル、物価高と増税が大きいだろう。一方、新型コロナに関しては情報を統制し政権へのダメージを抑制した(注)。
対して、支持率が最近になって上昇した理由として考えられるのは、8/24の福島第1原発ALPS処理水放出をめぐり反発した中国に対し対決姿勢を示したことではないか。
(注)新型コロナは、もっか過去最大の流行となる第9波が来ている。だが政府発表はなく全国ニュースにならず、都道府県単位のニュースにとどまっている。5類への変更と脱マスクで、新型コロナをい「なかったこと」にし、政権へのダメージを抑制した。まともに情報を出し対策を取っていたら支持率はさらに下がっただろうが、だからといって、情報を抑制し対策を取らないことは倫理的に間違っている。合成の誤謬という奴だ。
感想:情報を統制し、他国と険悪になることで、支持率を上げた可能性が高い。この路線を突き進むと、その先は非常に危険な領域となる。