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観測された最も遠い恒星の話。

hubblesite.org/contents/news-r
NASA、2022年3月30日付け発表。ハッブル宇宙望遠鏡が129億光年離れた最も遠い恒星Earendel(エアレンディル)を発見。宇宙創成から10億年以内と初期段階の恒星で、太陽の50倍以上の質量を持ち数百万倍明るい。

Earendelと地球の間にある巨大銀河団WHL0137-08の重力レンズ効果で明るさが1000倍に増幅されたため、通常では見えない遠い恒星を観測できた。

space.com/hubble-most-distant-
ハッブルが発見した恒星"WHL0137-LS"は、トールキンの作品にちなみEarendel(エアレンディル)と名付けられた。取材に応じたNASAの天文学者の腕にはエルフ語のタトゥーが。命名者は別だが、やはりトールキンのファンらしい。

『指輪物語』では、ガラドリエルがフロド・バギンズに与えた玻璃瓶に”エアレンディルの星の光"が込められている。

nasa.gov/feature/goddard/2023/
NASA、2023年8月9日付け発表。ハッブルよりも高性能なジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡(JWST)により、Earendelの色が「かなり青い」「おそらくやや赤い伴星がある」ことを観測した。

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