「ギッブズ=マーチンのアプローチをかなり単純化すれば、彼らの推論はだいたい次のように要約できる。(1) 地位間の統合ないし一貫性の欠如は個人に緊張を作り出し、その結果、自殺率(ないし死亡率)が高くなる。(2) 人々は、少なくともいくつかの地位に、あるいは地位からは移動できると考える…(3) 人々は、最もストレスフルな地位の組合せから脱するか、あるいはそこから取り除かれる傾向がある。(4) したがって、自殺のようなストレスの指標と、地位の特定の組合せが人口の中で<過小評価>される程度との間には、正の相関があるはずだ」p.797.