Hornung, Carlton A. (1977) “Social Status, Status Inconsistency and Psychological Stress,” American Sociological Review, Vol.42, No.4, pp.623-38.

〈Abstract〉
「以前の研究を悩ませてきた複雑な統計的問題なく、非一貫性理論を包括的に検証できるような、地位の非一貫性を測定する尺度が提示される。社会的地位の効果、地位の非一貫性の効果、および垂直的地位と非一貫性の間の統計的交互作用の効果を検証するために、漸増モデル化戦略が採用される。その分析は、地位の非一貫性効果の存在を示す。しかしながらより重要なことにその結果は、地位の非一貫性効果が階層ヒエラルキーにおける場所に条件づけられていることを確証する」p.623.

「社会的一貫性の理論は、社会心理学の認知的一貫性理論(例えば、オズグッドの態度一致原理、ハイダーの構造バランス原理、フェスティンガー不協和原理)とパラレルである。理論の両クラスとも、態度間の非一貫性ないし不一致が、関わっている個人にとっての心理学的ストレスの源泉になり、このストレスがまたいくつかの形の適応的ないしストレス軽減的な反応を生み出すと予測する点においてだ」pp.623-4.

フォロー

「地位次元を通じた一貫性が将来の移動がありそうにないことを意味する時には、地位の一貫性はストレスフルである」p.636.

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