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ノスタルジア(字幕版) amazon.co.jp/gp/video/detail/B
を見た。たまたまおすすめに出てきたので、なんの予備知識もあらすじも読まずに見た。

感想日記 

観念的な映画を久しぶりに見た。私にとっては大学の授業で見るような映画だった。自分では選ばないやつ。
時代背景を知らなかったので眠いなと思いながら最後まで見たが、後で調べたら当時ソ連から亡命してきた監督であるということを知った。主人公と監督はほぼイコールで、そうすると亡命した祖国には戻れないし、その後祖国はなくなってしまうのか。演説後に亡くなるおじさんにシンパシーを感じているのもなんかそういう失われゆくものに殉ずるみたいな心情なのかなとか、観念的すぎて行間を読むというか勝手に脳内で補足させまくっているけど、いかんせん自分の陳腐な感性なので形にならない。
なぜ冒頭マリア信仰の話をしていたのに主人公は教会に入らなかったのか。最初の教会のなかでの監視人のおじさんの「子供がほしいか、それとも逆かな」は、私はてっきりこの通訳助手の女の人を侮辱している意味かと思っていたけれど。「女の役目」「忍耐と犠牲」という話も、この後ろになんかありそうだけどふわふわしていてつかめない感じ。いつも観念的な映画は考えるな感じろの姿勢で見てる。

note.com/zelphis/n/n69c8c89529 も読んだ。

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