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山田桐子「引きこもり令嬢は話のわかる聖獣番8」(一迅社文庫アイリス)を読んだ。

ichijinsha.co.jp/iris/title/se

「思っていたより、事態は深刻だ」
聖獣のお世話をする「聖獣番」として働いている伯爵令嬢ミュリエル。異常事態で過剰に色気がダダ漏れていたサイラス団長も普段通りに!これで一安心と思いつつ紳士すぎる恋人の態度に、もやっとしていたある日。再会した隣国の王女一行の一員である聖獣が、とんでもないことになっていて――。王女様には聖獣との関わり方を学んでいただきます!その代わりに、婚約者に甘える方法を教えていただけませんか?
(あらすじから引用)

安定していて良かった。
7巻の終わりから考えると、日常のお話と隣国の王女グリゼルダ様とのお話がベースになっていて、楽しく読めた。

段々破壊力を増す天然悪女ぶりのミュリエルも見れたし、それに答えるサイラスも相変わらず色気があって格好良いのでストレスフリーに甘さだけを享受できて大変満足です。
本筋のお話はあまり進んでいないものの、甘々な日常回だったので、安心して読めました。次巻も楽しみです。

 

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