八奈川景晶「ヘルカム!4」(富士見ファンタジア文庫)を読んだ。
https://fantasiabunko.jp/product/2011hellc/201105000672.html
天国と地獄を和解させるという仰天の思いつきをしてしまった義貴。あり得ない事態と思いきや意外や意外、両陣営は乗り気に。思わぬ展開に戸惑う那由多や涼。そんな折り義貴のもとに天国から新たな人物が送り込まれ!
(あらすじから引用)
最終巻、綺麗に終わっていた気がする。
ただ順当に巻数が少ないため、物語的な厚みはない。出てきた新キャラも何の魅力もなく一瞬でそのポジションは意味のないものとなり、メインヒロインルートを辿って予想の範疇は超えていない。
あれだけ主人公に対してヒロイン達の好感度が爆上がっていたから、ハーレムルートもあったかと思ったが、順当に締めてきたなぁ。
2010年代ラノベの良い空気を味わえたのでまぁまぁ良かったです。