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六海刻羽「星詠みの魔法使い 3」(オーバーラップ文庫)を読んだ。

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ヨヨはエヴァとの仲を深め、無事に定期試験を乗り越えた。ソラナカルタ魔法学校は冬休みに突入し、ヨヨはルナとエヴァとともに工房迷宮へと潜る。そこで出会ったのは、セレスティティと名乗る3年生の魔法使い。彼女の額に埋め込まれた水晶は錬金術師の一族であるドワーフの証だった。
セレスの案内で、3人は工房迷宮に隔離結界で隠されたドワーフの里を訪れる。そこでヨヨたちが知らされたのは、ドワーフ族に伝わる“巫女”と“運命”の話。
(あらすじから引用)

長らく積んでいたので読んだが、とても面白かった。相変わらず作者が悲劇と喜劇を描くのが上手く物語と成っているから、その緩急で面白さが綺麗な文体と共に演出されているのが大好きだ。

近年の話題作で言うと「七つ魔」の暗い成分を薄くした題材なのだが、今回は新しく異種族としてドワーフが出てきてファンタジー的要素の期待に拍車をかけていた。
"物語"や"ハッピーエンド"が物語の軸としてあるので、それに向かってキャラ達が諦めない強い意志を携えて困難に立ち向かう姿は感動を与えてくれた。次巻頼むから出てくれ🙏(1年半以上音沙汰なし)

 

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