成田良悟「デュラララ‼︎×10」(電撃文庫)を読んだ。
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東京・池袋。この街からダラーズに関わる者たちが徐々に消えていく。それは、かつての親友同士がお互いを想いながらも自らの信じる道を突き進み、加速した混乱のせいなのか。もしくは、街の中に渦巻いている、粟楠会、闇ブローカー、情報屋など大人たちの謀略のせいなのか。それとも、ダラーズの顔役として頼られる男気溢れる青年が陥った意識不明の重態のせいなのか──。様々な思惑を抱えた事件が始まる中、首無しライダーが取る道とは──!?
(あらすじから一部引用)
うわぁ、終盤に向かってどんどん物語が動いている気がする。今まで出てきたキャラが揃い踏みで出てきて、遂に黄巾族とダラーズもぶつかり合い、更に裏では……みたいな形で思惑と思惑が絡み合って群像劇が生き物みたいに蠢いているようだ。
門田が車に轢かれるなど推しの退場で出番が少なくなって少し悲しいのもありましたが、それ以上に門田の周辺キャラの良さが出まくっててそこは良かったですね。
後は澱切陣内と臨也の因縁はまだまだ続きそうで、その点も楽しみですね。毎回刺されたり殴られたり大変そうですね、臨也さん。
読み進める手が止まらない……次巻も楽しみだ。