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井上悠宇「誰も死なないミステリーを君に 眠り姫と五人の容疑者」(ハヤカワ 文庫JA)を読んだ。

hayakawa-online.co.jp/smartpho

死期の迫る人がわかる少女・志緒は、人が死ぬミステリーを許せない少年・佐藤に助けを求めた。志緒がファンであるミュージシャン志望の少女・奏音に、死の予兆が現れたのだ。彼女はあることで歌声を絶たれ、さらに親友が昏睡状態に陥る悲劇に見舞われていた。志緒と佐藤は奏音の死に関与するのが、奏音のたいせつな幼馴染たちである疑いを知り…決して誰も死なせない―不可能を可能にする、佐藤と志緒の推理の闘い。
(あらすじから引用)

普通に面白かった。
ボリュームが中編一つ分くらいで、かなりライトミステリ寄りの内容であったから特段突出したところもなく読み終えた。

"死の予兆"が見えることが、ある種この作品の特異性になっているが、そこが起因して爆発的に面白くなるかと言われるとそこまででもなかった印象🙂

あくまで事件が起こることを予想し、それを未然に防ぎたいという作品自体の思惑として機能しているだけだったかなぁ、それに伴う事件のトリックなどは平々凡々だったこともある😗

後二作品が同シリーズで出ているから、そこで判断するのが吉なような気がする😑

 

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