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紺野天龍「錬金術師の密室」(ハヤカワ文庫JA)を読んだ。

hayakawa-online.co.jp/smartpho

アスタルト王国軍務省錬金術対策室室長にして自らも錬金術師のテレサ・パラケルススと青年軍人エミリアは、水上蒸気都市トリスメギストスへ赴いた。大企業メルクリウス擁する錬金術師フェルディナント三世が不老不死を実現し、その神秘公開式が開かれるというのだ。だが式前夜、三世の死体が三重密室で発見され……世界最高の錬金術師はなぜ、いかにして死んだのか?
(あらすじから引用)

結構面白かった。
空想×論理のファンタジーミステリーだが、事件発生→探偵が容疑者達のアリバイなどの調査をする→次々と殺人が起こる→最後は関係者を集めて真相を解明の流れで王道的な探偵助手モノの形で描かれていたのは分かりやすくて良かったと思う :ablobowo:

三重密室という単語が仰々しくもあるが、読んでみればなんて事は無く上手くファンタジー要素と論理を重ねたトリックで上手く纏めていたのでライトな文体も相まってサクッと楽しめました :blobcatreading:

シリーズモノの第一巻としては、かなり出来が良いように感じるし、実際続きが読みたくなりました面白いライトミステリでした :yoki:

 

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