「泳いでいる人がいた」ことよりも「その人が見えなくなった」ことで大事になっているわりと稀有なニュース…
https://news.yahoo.co.jp/articles/599c25a87f03ddcae342b8e9e696b04e755a13ed
トラウマのことやそのケアのこと、「流行り」みたいに思われたり、ぱっと見には対応も整備されているように見えるけど、実は全然進んでいないところは進んでいないと思う。
ちょっと前の「LGBTなんだね!で、LGBTのどれなの?」じゃないけど、「トラウマ=戦争、虐待、犯罪被害」みたいな感覚があると思う。
もっと言えば、たとえば「グリーフケア」が導入されたことでまるで人の死はトラウマではなく自分で何とかするものだというように扱われていたり、「災害」も日本では多すぎるせいか独自のカテゴリとして捉えられてトラウマのカテゴリから漏れていたりと、意図的か非意図的かは分からないけど、「あえて別のカテゴリーとされ、自助に任されているトラウマ」があると思う。「トラウマ」という言葉は日常的に使われるのに、「他者から(ときには公的に)ケアされるべきトラウマ」から外されている。
子どものころ、本で読んだサクラガイに憧れた。海辺に行けば桜色の貝を拾えるものだと思っていた。でもなかなかそうはいかんので、実際に海辺に行っても思うように拾えなかったか拾ったけどなくしたか壊したか…で旅先でホテル入ったときも料理の貝殻を持って帰っていい?と言って親を困らせたりしてたんだけど、それを見ていたホテルの人が良かったらと、小さなピンクの貝殻をいくつか入れた袋を作って持たせてくれたんだよね。けっこう大きくなるまであれがサクラガイだと信じていたけど、今思えばもっとしっかりした薄桃色の…
今も家の中のどこかには袋のまま取ってあって、片付けで目にするとじんわりするんだ。もうどこのホテルかも分からないな。あのときのスタッフさんが幸せに過ごしてるといいな。
ジェンダーマイノリティ31歳児。踊ってるか言語と戯れてるかの人。フォロー歓迎。#searchable_by_all_users