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堅田香緒里『生きるためのフェミニズム パンとバラと反資本主義』読了 

ジェンダー論でしか社会学に触れたことがなく、現在までジェントリフィケーションやインターセクショナルについて聞き齧ったことはあってもろくに深めることのできていなかった。ベーシックインカム、ケアインカムを含めそうした(ぼくにとっての)まだ浅い領域に学びの一歩をくれる読書になった。著者の体験・経験に基づき語られている部分も多いが、まだ記憶に新しい2020年代の社会問題も数多く引かれていて、現在を生きながらどう現在について考え続ければいいのか、それを考える糸口になるものもあった。折に触れまた読み返したい。

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