フォロー

振り返ってみてのジャニーズ解散(+新体制宣伝)会見。

まず藤島ジュリー氏が欠席したことと託したレター(笑)の朗読。
多分かなりの事実を含んでいると思う。彼女もまた狂気な先代達の犠牲者だと思うし、歪な体制に巻き込まれた一人だろう。パニック障害もそうなのかも知れない。

だが東山社長が「彼女は元気です」とさりげなく裏切っていたように、結局は逃げたと取られても仕方がない。自分の代で既存の体制を「本当に」畳む決意ならば、尚のことこの場に立たねばならなかったのではないか。

そして白波瀬氏を出してこない時点で、結局のところ臭いものに蓋をして次に向かうことにしたい意志が前面に出ていた。
それは「一社一問更問なし」という自民党が生んだクソルールをここでも恥ずかしげもなく採用している点からも伺える。長年悪事をはたらいてきた会社がなぜ上から目線なんだ?
権力に胡座をかいていたとか言ってるけれど、まだ下駄を履いた上にいる。

更に醜悪なのは多くのメディアがそれに加担している点。
イノッチの「穏やかに行きましょう」発言も最悪だった。あれ、学校で問題に声をあげてる人が問題行動してるとレッテル貼るのと同類の行為よ。しかも加害者サイドの人間。どの立場でそれを言ってるのか?→

→ これはジャニー喜多川氏の性犯罪問題とは別の、集団心理や権力を利用した問題で、新体制になったとしてもこれがなくならないであろうことを予言してしまった。
テレビメディアなども拍手したり望月記者を嘲るなどこれに追随する態度だった訳で、救いのなさが会場を埋め尽くしていた。

スマイルアップという新社名も被害者の心理を逆撫でするような名前をよくも付けられたなと感心する。何もわかっていない。
辛い気持ちがなくならない人に「笑顔」と言ってどんな気持ちになるのか。想像力が無さすぎる。彼らはまだ異常性の中に棲んでいる。
自分たちを支えてくれる人たちとだけ笑顔になりたい、そういう気持ちが名称からダダ漏れしている。

まぁ芸能界という世界はその異常性のファンタジー世界の住人なのかも知れないが、日本社会自体と同様で、ここにきても正気を取り戻さないのであれば、それはやはり滅びは避けられないだろうと思う。
それを確認できた場でもあった。

社会の空気からして「ジャニー」の名を使えない、その流れを断ち切らざるを得なかったというのはまぁそうだろう。
しかし新会社スマイルアップ?は恥ずかし過ぎて支持できない。
そう言えば協力会社スマイルカン○ニーなんて会社もありましたね。臭いものに蓋をしてみんなで笑顔!

実に素敵な社会ですよね。

ログインして会話に参加
Fedibird

様々な目的に使える、日本の汎用マストドンサーバーです。安定した利用環境と、多数の独自機能を提供しています。