カント生誕300年だったのだけれど、その前にカントにはややうんざりしてしまって、祝う気になれなかった。批判的に精読すれば面白いかもしれないが、批判的に読まないと本当に無理。

「そりゃ、ケアを丸投げした男性の論理やろ」っていつも思う。デカルトもヤバのヤバだが、カントもヤバい。

最近すごく思うのは、デカルトにしろ、カントにしろ、スピノザにしろ、ベルクソンにしろ世界史のなかで読まなきゃ摑めないということ。その思想には背景があり、文脈がある。適当にチェリーピッキングしても、わけわからんな、と。

フォロー

日本の教育を受けた人間は批判精神をもぎ取られていることが多いので、「原典に当たれ!」みたいな男性哲学者はスルーして、まず彼らを批判的に分析している入門書を読むのが良いと思う。

ログインして会話に参加
Fedibird

様々な目的に使える、日本の汎用マストドンサーバーです。安定した利用環境と、多数の独自機能を提供しています。