加齢とは障害者になること/近づくことを含む。不便や痛みなどインペアメントと付き合い続けなければならないことへの恐れも理解できる。
しかし、その中に新自由主義的な思想、「効率/利益/経済発展」が潜んでいないかはよく考えた方がいい。
《「自立」の要請を、どうやって自己責任論に回収させないでおくか「自立」しなくても人の人間としての権利と尊厳をもって生きていける社会をど 作るのか。他者に依存し同時に依存される適切な形とはどのようなもので、それを私たちはどうやって身につけられるのか》
と清水は問いかける。
とても大切な問いだと思う。