こども「きょう台上前転でななめに着地した」
わたし「それは台上前転あるあるだよ」
「台上前転あるある」
「そう」
「あなたは台上前転できましたか」
「できるわけないよ。とびこえるだけならまだしも、あんなちいさいところでまわろうとするとか、正気の沙汰じゃないよ。ちかくでだれかがそんなことしてたら『なにしてんすか』『いや、このうえでまわろうとおもって』『そんなあぶないことやめとけよ』ってなるでしょふつうにかんがえて」
「おとなになってからそんなことしない」
「それは分数のたし算もやろ!」
「たしかに!」