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寺尾隆吉氏に関する愚痴。 

寺尾隆吉氏には複雑な印象を抱いている。積極的にラテンアメリカ文学関連の企画を立て、驚異的な早さで翻訳してくださることには感謝の言葉もない。
しかし、できれば企画と学術書に専念していただきたい。というのも早すぎる仕事の悪影響が肝心の翻訳文に現れているからだ。水声社「フィクションのエル・ドラード」でも、スペイン語を読めなくても原文だけの問題ではないと推察できるほど、露骨に寺尾隆吉訳の小説は悪文なのだ。無礼極まりない物言いで心苦しいけれど、寺尾氏には翻訳をしてもらいたくない。
ちなみに『方法異説』の翻訳に関しては、あまりにも酷くておなじスペイン語訳者の柳原孝敦氏は「カルペンティエールが哀れだ」と嘆いておられた。確かに酷い文章である。今、諸事情で読み返しながら「もう少し何とかならなかったのか」と勿体なさを感じている。寺尾さん、仕事量を減らしましょう。。。

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