新しいものを表示

『HOW TO HAVE SEX』イギリスのギャル3人組がクレタ島のクソチャラリゾート地にやってきて、3人組の中で主人公だけが処女なので「よっしゃバージン捨てっぞ」という意気込みでやっていくという話なんだけど、パーティーの熱狂に対して一気にノレなくなってしまう瞬間のあの感じと、その後もパーティーが続いていくことのしんどさがわかるな〜となった。鏡と向き合うシーンの使い分けと、観た人によってストーリーや各登場人物に対する見え方が全然違いそうなのがいい。

『ヒューマニスト・ヴァンパイア・シーキング・コンセンティング・スーサイダル・パーソン』と『化け猫あんずちゃん』を続けて見たんだけど、「この世界で生きるのきついっす」という問題に割と近い回答の出し方をしていた気がする

一日の最後に見た『化け猫あんずちゃん』に個人的な地雷を踏み抜かれまくったので早急に口直ししたい。前半のアニメーションはすごい良かったんですが…。

『メイ・ディセンバー』デジタルぽいエッジの立ち方はしてるのに、フィルムぽい粒子感あるし、明るいところはめちゃくちゃぼやっとソフトフォーカスかかってるし、なんやこの映像の質感〜と思いながら見てたんだけど、デジタル撮影の映像にフィルターかけたりした後でフィルムにプリントしているとのこと
thefilmstage.com/christopher-b

『密輸 1970』密輸に関わった海女さんたちが一度全てを失うまでの速度がすごくて、見習わなければなりませんね…となった

steam deck届いたのでこれでわたくしも立派なスチームデッカーです。エルデンリンガーになれるのは来週以降。

steam deckを買ったスチームデッカーになったのでELDEN RINGをやってエルデンリンガーになるぞ

『HOW TO BLOW UP』それぞれに事情を抱える環境活動家たちが石油パイプラインを爆破する話。 

メインのストーリーラインとして、パイプライン爆破計画の実行が描かれつつ、合間合間に各メンバーが計画に携わることになった経緯が回想で描かれるという構成。
テキサスの砂漠の空き家にメンバーたちが向かうところから映画が始まるんですが、なんていうか「失敗しそう」感がすごいんですよね。各々のバックグラウンドも違うし、昔からの友人や恋人関係で仲いい人もいれば初対面同士の人もいるし、計画に対してのモチベーションも全然違うので、いつ空中分解してもおかしくなさそうというか。計画の当日と前日以外で一緒の場所にいるシーンもほぼなかった気がする。
あと、パイプラインをそのまま爆破してしまうと石油がこぼれて環境を破壊してしまうので、こぼれないように爆破するという縛りを自らに課していてそれによって難易度がすごく上がっているんですよね。
なので最後まで、計画が成功するのかという緊張感が続いてすごくハラハラしました。
あと、そもそも自分はこの計画が成功したら嬉しいのか失敗したら嬉しいのかどちらとも言えない感じとか、過剰にエモくなりすぎないようにとか、全体的な印象として、バランスの取り方がすごくうまいなと思った。

『クワイエット・プレイス DAY 1』タイトルの通り「音を立てたら殺す星人」が地球にやってきたときの話。 

普段は郊外のホスピスで生活しているサムとセラピー猫のフロドが、余暇活動でマンハッタンに来たタイミングでエイリアンが降ってきてというというのが冒頭の展開。米軍はマンハッタンの橋を落とすことでエイリアンを閉じ込めようとします。
で、普通のお話であれば生き延びて島外に脱出するというのが目的になると思うのですが、ルピタ・ニョンゴ演じるサムは末期のがん患者なので、生き延びるモチベーションがほぼないわけです。
じゃあサムが今は死ねない理由が何なのかというと、マンハッタンでピザを食べたいからなんですよね。
想定していた人生の可能性がいきなり絶たれしまうというままならなさとか、死が眼前に迫った人間の願いの切実さみたいなものが溢れていてとても良かったです。
あと、途中からサムとフロドに合流するエリック(ジョセフ・クイン)がほとんどバックグラウンドが語られないけれど魅力的なキャラな上に、スクリームクイーンとしてしっかり仕事してました。
子どもの声の大きさが迷惑になるみたいな経験から出発しているシリーズの前日譚が、個人的な経験にフォーカスした物語になっているのも、出産と死で対になっているのもいいですね。

TRAPの新しい予告編おもしろそうすぎて体が震えてきた

最初は威嚇するシーン入れる予定だったけどやめたんだ。そして、威嚇するように訓練するのは難しいというのはへーという感じ。
hollywoodreporter.com/movies/m

10代のアニメキャラに対して「お前はどうしたいの?」というリクルート社員みたいな感情を…

ガルクラの最終回見て「間違ってないって証明したい」が結局なんなのかよくわかんなくなっちゃったんだけど、それは前回まででカタついてるってことなのかな

まぁシャマランの初監督作も親族にお金出してもらって撮ってるから同じことしているといえばそうなんですが…

"M. Night Shyamalan, who produced his daughter’s movies, also self-finances them and then sells them to the studio. In the wake of working with Universal, Warner Bros. attracted him over to its lot. I’m told that the studio shelled out $30M before P&A for The Watchers alone."
$30Mって自分の映画の制作費よりも多いんだよな…。
deadline.com/2024/06/box-offic

ドミニク・セッサってホールドオーバーズのロケ地になった学校の生徒でその場でスカウトされたのか。

『ホールドオーバーズ』いやー良かったなぁというしみじみとした余韻がバッドボーイズに8割方吹き飛ばされた

『バッドボーイズ RIDE OR DIE』基本的に何かがおかしかったり過剰だったりするんだけど、さすがにこれ以上は崩壊するのではとなった瞬間に生成AIの倫理フィルターが発動したように急に正気に戻るという転がし方でずっとドライブしててすごい。
「恐怖は乗り越えられる」というウィル・スミスの好きそうないつものアレも吹っ飛ばすのはさすがに驚いた。
予告にも出てくる拳銃視点のショットとか、ほかにもドローン視点のショットとか、物視点の映像が多くて、一瞬ゲームぽくなるんだけどそれをどんどん拡張してよくわかんない映像になっていくのとか見ていて楽しかったですね。

シャマランがシックス・センス撮ったのもドランが映画祭で無双してたのも20代後半だし、まぁ24歳の長編デビュー作で傑作撮ったらさすがにビビるみたいなのはあるのだが、イシャナのServantの監督回良かったから期待していたところもありますよね…

古いものを表示
Fedibird

様々な目的に使える、日本の汎用マストドンサーバーです。安定した利用環境と、多数の独自機能を提供しています。