ガイ・リッチー監督『The Ministry of Ungentlemanly Warfare』ジェームズ・ボンドのモデルになったとされているガス・マーチ=フィリップスが率いていたポストマスター作戦を描いた映画。マーチ=フィリップスだけじゃなく、チャーチルもイアン・フレミングも出てくるし、イギリス史実アベンジャーズみたいな趣があった。
いつものカラッと洒脱なガイ・リッチーのチームミッションものと言う感じではあるけど、メンバー皆が明らかに人間離れした身体性能をしているので、ミッションに対して制約は多いけど困難は少なく、作戦がサクサク進むのが良かった。
特にアラン・リッチソン演じるラッセンが遠くから撃った弓矢が人体を貫通するくらいの怪力なのとかバカバカしくて良かったですね。丸メガネかけさせてるスタイリングも天才。
ただ史実ものというのもあってか尺に対してちょっと登場人物が多い感はあり、個々のキャラの旨味を活かしきれていない印象はありました。