『Dream scenario』続き
ニコラス・ケイジだけでなく、インフルエンサーエージェントのマイケル・セラとか魅力のあるキャラクターも多いし、突拍子もない出来事への説得力への持たせ方も良い。また、夢なのか現実なのか妄想なのかを一瞬分かりにくくするトリックも要所要所で効いていて緊迫感がある。画面内フレームを多用する画面構成もおしゃれ。ということで高評価なのも納得ではあるんですが、皮肉る対象への距離の取り方とか、前述のいかようにも解釈できる感じがオストルンド作品とちょっと近くて好きになりきれね〜ってなりました。でも終わり方がすごく美しかったのでトータルとしてはよかったです。