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トランスジェンダー映画祭2023夏
『ゲームフェイス』観。MMAのトランス女性選手とゲイの大学バスケット選手のドキュメンタリー。「自分」(性自認も性的指向もすでに自分自身であるにもかかわらず)を明らかにする必要性に前者は外側から、後者は内側から迫られる。be myselfであることの難しさ(社会が受け入れてくれない)苦しさ(カムアすることで起こるだろう騒動への恐怖)、楽さ(よりどころを得る安心感)の波でずっと泣いてた。MMA選手のファロンが応援や肯定の声を聞きながらも、誰が敵か味方か分からないと吐露するシーンが、つらい。つらいよねとこちらが一方的に言うことは彼女の辛さを軽く扱っているのでは?の気持ちにもなるが…。生きぬいてほしいな

『最も危険な年』と『カパエマフの魔法石』観。
be myselfな子どもたちの喜びの姿を何度も何度も映すことで、その笑顔が冒されないようにと何度も願った。最後の親御さんの我が子の生き方を受け容れることは親として一番大切な仕事だった発言、よかったなあ。闘いはすれど相手方を「敵」だと糾弾しない態度は、今の自分には難しいけど、なんでこっちが引かなくちゃならないんだと思いはするけど、そう、考えを変えてもらうのが目的であって、倒したいわけじゃない。
2016年に起こったことのドキュメンタリーだったけど、今の日本で確実に起こっていることだった。7年! 7年(それ以上)同じデマと不安感が繰り返されている。トランスを不安視する人々に、それは7年以上前から繰り返されてきた不安感、つまり誰かがわざわざ火を付けている不安感なのだと知ってほしいと思った。
それにしても性自認を「混乱している」はねえ~わ。自分に性別は無いと解った時、言葉にできた時、知識を得た時、僕は違和感という混乱から解放された。
カパエマフは歴史を知ることの物語だった。肉体は消えてもパワーと為って存在し続ける歴史を知ることが、自分のパワーにもなることを。
PROUD MY SELF

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