今の40代前後の話聞いてると、彼らの人生の教科書って、松本人志や吉本芸人なんですけど、今、ふと思ったんだけど、彼らは要は誰も、例えば学校の教科書とか、学校の教員とか、全然信用してないんですよ、ってか、そもそも多分話が頭に入ってない。…頭っていうか、正確にはハートに、と言うか。
心の交流なんて、一切ない。親との関係は「仲良し」だったりはするかも知れないけど、真面目に何かを話すような相手じゃない。だから、本気でぶつかったこともない。
で、彼らの人生の指針は、松本人志に教わって育ってきてるんですよ。本当ですよ。そういう人、本当に多い。
で、ふと思ったんだけど、私も親と最終的には縁を切ったくらい関係悪かったんだけど、私の場合はものすごく影響を受けて、その上でそれに失望して、すごい葛藤があって、何十年も苦しんで、何とかそこを通り抜けてきた感じなんだけど、
最初から松本人志に育てられたような人たちって、自分の周囲の大人たちとの間に、そういう葛藤さえないままなんじゃないかと…。そのまんまハーメルンの笛吹きの後ろを付いて来ちゃった…みたいな…。
何かふと、今、そんな気がしたんですよね。
とにかく彼らの人生の価値観は吉本が決めていますよ。