それにしても、臨床心理関係の有名人とか、分析やってる身近な知ってる人にもいるんだけど、周回遅れで(何周回遅れているのやら)今頃、アズマンをありがたがって語っている人を時々見かけることがあって、何というか、ため息が出てしまう。
ちょっと似たやつで、いっちょ噛みでラカンを語るのも、わたし的には危険だからやめた方が良いんじゃないのかなと思うことは少なくない。
この間もある勉強会で、メインで読んでいるものの参考として、ちょっとラカンを皆んなで読んだ時があったんだけど、私はまったく一から十まで読んだ文章の意味がわからなかったので、「さすがラカン!」とか感嘆している人に、私がわからない箇所(…って全体だけど、とりあえず一部をピックアップして)について質問したら(悪意ではなくて、本当に教えて貰いたかったんですよ)、まったく答えられなかったという事案があった。
正直、「え?さっきの感嘆は何だったの?」とは、思わずにはいられなかった。…言わなかったけど。
いや、「自分ではすごく感じ入るところがあって、だけど改めて他人にそれはどういう意味かと訊ねられると言葉に詰まる」ってことは、極々よくあることだとは思うんですよ。
でもその場合は、言葉にうまくできないんだけど、言いたいことは「ここ」(胸とか)にあるのよね…うーん…というニュアンスは、少なくとも伝わってくるわけですけど、あの時は、私が質問したら「わかんない」って、素に戻るような、真顔で言われるような感じで、「え?じゃあ、さっきの簡単は?」ってなっちゃって…。
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