感情を悪者にしないで欲しい。感情は心の中にあったり、ちゃんと心の中で感じて言葉にできるものなら生きていく上で何よりも大切。殺さないで。問題は日本人が感情を悪者扱いして、それを心の中から排除してしまうこと。心の中にあるのに排除して本人が感じられなくなった感情は、必ず悪さをする。

例えばネトウヨは、他人に嫌がらせや暴力(的な言葉)をぶつけるし、傍目には彼らのある種の「感情」に突き動かされていることは明白だけど、彼らは相手を罵倒出来ても自らの感情を説明できない。自分の不快な感情を内側で感じず外の誰かに放り出しているから。自分の行動を他の誰かのせいにする。

そういう人はネトウヨでなくても、男女を問わず、不快な感情を感じた時に暴れたり、喚いたり、誰かを貶めたり、または逆に状況にそぐわない満面の笑顔が顔に貼りついたままになっていて、やたら明るかったり、…みたいな人によくあることで、そういう人が「感情的」と言われることもあるけど、本当は大抵自分の感情に全然気づいてなくて、無自覚に撒き散らしたり、代わりになるものを顔に貼り付けているだけの人です。

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そしてそういう人は大抵、自分の感情をすごく悪いものだと思っているので、無いことにしている。

例えば、「今、すごく怒ってますよね?」と尋ねると、「全然!」とか、「私は怒ってないけど、あなたは私を怒らせるようなことをわざとやっている」というような返事が返ってくる。

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