(Dr. Tadさんのツイート↓)

「鳥インフルエンザは哺乳類の脳に侵入する。そしてその理由とは」
sciencenews.org/article/bird-m
症例数は少ないもののヒトの致死率が高いことと、この事実は関連があるのか

”H5N1型ウイルスは2021年12月に北米の海岸に到達して以来、ホッキョクグマ、スカンク、アシカ、バンドウイルカ、牛など、幅広い動物に感染している。

そして、現在進行中の流行で明らかになった不都合な事実の1つは、このウイルスが無数の哺乳類の脳に侵入する傾向があるということだ。
デ・ウィット氏によると、H5N1型とその近縁種は、他のインフルエンザ株に比べて脳への侵入経路が簡単だという。

細胞内に侵入するために、インフルエンザウイルスは細胞表面にあるシアリン酸と呼ばれるタンパク質を利用する。上気道にある鳥類細胞と哺乳類細胞は、通常、シアリン酸の種類が異なる。つまり、鳥インフルエンザウイルスは哺乳類に簡単には感染せず、その逆も同様だ。

しかし、研究により、例えば人間の脳の一部は鳥類のようなシアリン酸タンパク質で覆われていることがわかっている。そのため、鳥インフルエンザウイルスは、主に鼻、喉、肺の細胞を標的とする季節性インフルエンザよりも脳に大きな脅威を与える可能性があるのだ。

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(続き)

H5N1 型ウイルスによって死んだ動物の中には、奇妙なことに脳にのみ感染の兆候が見られるものもあった。
例えば、オランダのアカギツネの脳はH5N1に感染していたが、肺は感染していなかった。カナダのアカギツネとミンクも同様に神経疾患がほとんどだった。また、2022年にフロリダ沖で発見されたバンドウイルカは、脳組織にウイルス感染が見られたにもかかわらず、肺に感染していなかった。

人へのリスクは低いままだが、それでも、「私たちは注意を怠るわけにはいかない」とデ・ウィット氏は言う。
現在も続いている感染拡大は、ウイルスが万能の敵であることを思い起こさせるものだ。”

x.com/tak53381102/status/18121

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