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多分、そのうち、

「日本人は顔では見分けつかないけど、格好が野暮ったいから大体見分けがつくんだよね。30年くらい前までは逆だったんだけど、今や隔世の感だな。若い子はあの頃の日本のこと、もう知らないよね」

って、日本以外のアジア各国の皆さんに言われるようになるんだと思う。

きっと、すぐ目の前だよ、そういう日。

私は別にそう言うことではあまり傷つかないから良いんだけど。むしろそう言うのは興味深く見させて貰う余裕があるかも。

私が嫌なのは、ただ福祉や医療の質が落ちたり(ってかほぼ壊滅状態になったり)、食うや食わずの生活になること。…でもそれももう免れそうにない。

あと、国が貧乏になると、旅行はもとより、きっと海外の本や映画へのアクセスは悪くなるよね。

それもつらいだろうな。

まぁ私はその点については人生も終盤に差し掛かりつつあるし、これまで溜めてきた本や映画やこれまでのお気に入りに囲まれていれば、わりかし何とか楽しい時間を過ごせる気はしている。

もう少し若いと、まだまだ新しいものに触れたい欲求が大きいと思うけど。

例えばお料理とかだって、まぁこれまでに覚えた調理法や材料みたいので、自分の中では満足できるかな。

問題はそれらの食材さえ手に入らなくなったりしそうだと言うことなんだけど。

他のアジアの国の人が、

「今年の夏はお金ないから日本旅行にしようか」
「えー!日本は不衛生だからなぁ」
「女性だけで街を歩くのは田舎でも危ないらしいよ」
「日本に行くならコロナの予防接種受けないといけないって、政府が呼びかけているらしいし」
「うっそ、まだコロナなんてあるの?!」
「そう。毎年、治療も受けられなくて国民が何万人も死んでるんだってよ。ただ外国からの旅行者は保険で優先的に治療は受けられるってことだけど」
「でもさ。今じゃこの国では見られない懐かしい風景が残ってるしね。今でも現金が使えるらしいよ」
「えー?現金って何?」
「知りたいだろ?僕たちが子どもの頃はまだこの国にもあったんだよ」

と話す国になってたりして。

下手すりゃ

「今度、日本政府の招待で日本に旅行するんだ」
「え?気をつけてね。勝手に街中で写真を撮ってたりすると軍事政権の官憲に捕まっちゃうよ」
「どっちみち勝手に歩き回ることなんか出来ないよ。日本政府の付けたガイドが案内するところだけ見学するという話」
「ボートで脱日する人も絶えないよね」
「お粗末な木のボートだから殆どの人は途中で遭難して亡くなる。気の毒にやっと辿り着いた人たちもガリガリに痩せ細って、餓死寸前だとか」

みたいな…。

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