日本の財界人が、自民党なんかと癒着して、どんどん日本経済を落ち目にしていくのが、自滅への道を選ぶのが、私にはまったく理解できなかった(資本主義の経済人であれば、何で何よりも合理的な思考で競争力をつけていく方向に頭を使わないのかと)。
きっと人間が卑しいから、そんなことより「今だけ、ここだけ、自分だけ」なんだろうとずっとは思ってた。
でも、今ふと思ったけど、要は「学がない」ってことなんじゃないか。
「学がある」って、時間的、空間的に、思考を広げられる能力があると言うことでしょう。古の歴史や遠い未来、隣の国や地球の裏側の生活、地球全体の環境に想いを巡らす能力をつけるためには、ホンモノの「学(教養)」が必要。
残念ながら、日本の今の財界人にそれがある人がほとんどいないってことなんじゃないのかな。