多分、今の自民党の人たちは、対等な関係での根回しを屈辱としか感じることができないのだと思う。
彼らは多分、すべての関係は上下関係で出来上がっていて、権力者への追従は気にならないが、対等な関係での折衝は、下の者に対等を主張された屈辱として体験するんだよ。
それを相手に直接言うのさえ屈辱になるので、相手の方から身のほどを知って下手に出てくるように仕向けるには、嫌がらせと威圧しかない。
私は、そういう人の話を散々聞いてきているので、彼らが何を考えているのかはよく分かる。
妻や恋人や見下している同僚や部下にそうやって威圧することしかできない人って、この国には掃いて捨てるほどいる気がする。
「対等」が一番怖い人たち。
From: @ChouIsamu
https://mstdn.jp/@ChouIsamu/110947979730365100 [参照]
もう少し補足説明します。
彼らが何故、対等が嫌い(…というよりはより正確には「怖い」のだと私は思ってますが)なのかについてです。
「対等な関係」という関係は、相手と自分という異なる考えや感性や気持ちを持った2人の存在する世界なんですよ。
同じ空間や世界に、自分とは違う、自分にとっては異物のような、なのに自分と同じだけの権利を持った、心を持った「何か」が存在して、当たり前だけど、その相手(何か)は自分の思い通りにならないし、何を考えているのかわからない状態です。
彼らはそれに耐えられないんです。
相手が自分よりも強いのであれば、彼らは相手の気持ちに忖度して、相手に異物として認識されて不快に思われないように、必死で相手の気持ちを読み取り、それに従わないような自分の存在は消す。そうすることで2人は一心同体になるので、2人の人間が存在する恐怖を味わうことを回避できる。
相手が自分よりも下の立場なら、いちいち求めなくても(求める必要がある時点で自分と違う相手の存在を感じなければならないので嫌なんです)さりげなく相手がこちらの意を先回りして汲み取ってくれることを当然のこととする。
言葉を使った、「他者」との折衝とか議論とか契約とか競争とかのない世界。
だから出来ないのでは?😮💨
安倍以降の日本の自民党の閣僚がまともに外交しているところを、私は見たことがない気がしています。たまに多少はまともにやろうとしている人がいても、そういう人は大抵、上のやっかみを買うのか、冷遇されているようにしか見えません。