その一部は、今の日本がすでにアラブの春の時みたいに、または今みたいになる前の香港みたいに、まともなメディアが機能してないからなんじゃないかなぁ。
日本だってNYTやCNNみたいな闘うマスメディアがあれば、Twitterにこんなに必死でしがみつかなくても済むと思う。
何で今Twitterが要らないと思える人がこんなにいるのか、私にはとても理解できない。悪いけど、MastodonはTwitterの代わりにはならない。
私は心穏やかに過ごせるユートピアSNSが欲しいのではなく、見たくない現実を可視化してくれるSNSが欲しい。今はその利用に耐えるのはTwitterしかない。
From: @hyoyoshikawa
https://toot.blue/@hyoyoshikawa/110727730542077087 [参照]
そして、そのくらい情報へのアクセスが悪くなっていると言うこと自体が、今の日本の危機的状況を表しています。
だから、そこから目を逸らして「奴らがおかしい!そんな奴らはこっちから願い下げ!捨ててやる!」といくらイキって愉快になってみたところで、状況は変わらないんですよ。
現実は認めたくはないけれど、最悪なことに、そんな不快な奴らに私たちは圧倒的されていて、もう私たちの方が風前の灯みたいになってきている。
この、もうどうにもありえない劣勢の戦いを生き残るためには、まず「劣勢で、信じられないほど不愉快な連中に踏み躙られてる私たち」という現実から始めなければならない。
「耐え難い現実」の否認は、一時的に気持ち良くさせてくれても、お世辞にも効果的な対処法とは言えない。
それは被虐待者の心の中に起きがちな心の反応です。
DV被害者や児童虐待の被虐待児、いじめの被害者も、必ずと言っても良いほど否認の心的防衛を働かせるけれど(耐え難い現実から自分の心を守るために)、そのことで「平気」と、自分が強くなった気がしてしまうと、そのおかしな現実に苦痛を感じなくなって、逆に加害者の思う壺になる。
今、私たちに起きているのは、そう言う現象だと私は感じています。