(Hiroshi Makitaさんのツイート↓)
2023/07/05
状況判定(暫定)
関東(東京都は一段階上)
甲信越
北陸(福井県を除く)
Alert Condition Red-White
9th Surgeは本格化し、7月中下旬頃から医療と社会を破壊する蓋然性が有意となっている。
但し、現在の評価はあくまで暫定であり、上方・下方への変更はあり得る。
疾く備えよ!
https://twitter.com/bb45_colorado/status/1676604646641524737?s=46&t=7ijHXvOVYdXMvERcNmfP7w
(続き)
西日本では、大阪府を除きAlert Condition Yellow であったが、今後は急速に9th Surgeが拡大してゆくため、全域で引き上げ検討中である。
遅くとも7月下旬迄には、社会と医療が甚大な打撃を受けることとなる。
夏休み入り前は、全域で小児科の混雑状況が最速の指標となるであろう。
2023/07/05
状況判定(確定)
全国
Alert Condition Red-Black
赤色黒警報
沖縄、北海道を先行に東京都、大阪府、東北でウイルスが医療を圧倒し、社会機能を破綻させる状況またはその状況が接近している状況である。
中四国と九州北部では2~4週間程度の余裕で夏休み入りによる抑止効果が期待できる。
(Hiroshi Makitaさん続き)
6th Surge(BA.1, BA.2), 8th Surge(BA.5, BQ.1)同様に9th Surgeは複数の株によるドミナントの入れ替わり・共有が生じる為に、長期化が予測される。
9th Surgeの起点は北海道が3月中旬であり、6月中旬までには全域で開始している。
北海道、沖縄を先行例として全国が挙動を踏襲する見込である。
北海道・沖縄県の先行例から、
9th Surgeは、7月から8月にかけて7th Surge(2022夏)および8th Surge(2022/23冬)と同規模の波高となる見込である。
変異株の勢力変遷から、
9th Surgeは、季節効果の現われる10月初旬まで継続する可能性が高い。
9thSurgeは、5種類ほどのXBB系統のドミナント株が入れ替わり、共存する為、
1. これまでのワクチンの感染回避効果はほとんどない
2. ワクチン接種後3ヶ月のみ、50%未満の重症化回避有効性が見込まれる
3. 今春までの感染による獲得免疫は感染回避に無効の可能性が高い
4. 空気感染の寄与が極めて大
(Hiroshi Makitaさん続き)
1. 非薬理的感染防御を最大限行うべきである
2. 北海道、沖縄ではもう手遅れであるが、他の地域では高齢者に限りワクチン接種を推奨できる。2~3ヶ月のみ死亡率が半減する。(5%前後→2~3%)
3. 発症者、接触者は、7~10日程度の自己隔離が強く求められる
4. 低感度ゆえ迅速抗原検査(RAT)の陰性は無意味
非薬理的感染防御
1. エアロゾル対策
2. エアロゾル対策
3. エアロゾル対策
4. エアロゾル対策
5. エアロゾル対策
6.エアロゾル対策
7. エアロゾル対策
8. エアロゾル対策
9. エアロゾル対策
10. エアロゾル対策
11. エアロゾル対策
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20. エアロゾル対策
21. 消毒
22. 手洗い
エアロゾル対策は、次の二つにわけられる。
1. 能動的エアロゾル対策
空気清浄や換気などエアロゾル除去
UV殺菌灯やオゾンなど環境中の病原体の破壊
2. 受動的エアロゾル対策
高性能マスク着用によるエアロゾル取り込み防止
高性能マスク着用によるエアロゾル排出防止
防護ゴーグル等による目の保護
(Hiroshi Makitaさん続き)
高性能大流量空気清浄機として合衆国を始めとして日本を除く全世界で普及しつつあるものは、コルジ・ローゼンタール・ボックスである。
十分な性能(準HEPAで15~20立米/分)と低価格($50~100)、組立の簡便さ(15分)から学校を中心に爆発的に普及している。
https://engineering.ucdavis.edu/news/science-action-how-build-corsi-rosenthal-box
日本では、小型のローゼンタールボックスや、クレアウィンフィルターなどによるローカル化が進められているが、普及はきわめて低調である。
高性能大流量空気清浄機の設置は、学校・幼保、職場、医療・介護施設などで必須といって良い。
換気
換気は空気清浄が出来ない場合の手段であるが、空調を破壊すること、外気取り込みで室内の空気を一時間に10回以上交換することは困難であり、高性能大流量空気清浄機がない場合、次善の策として行うものである。
環境の滅菌
環境の滅菌は、空気中の感染性エアロゾルそのものを破壊する為にある。手法としては短波長の紫外線(UV)とオゾンが挙げられる。
オゾンは毒性があり且つゴム製品を致命的に破壊する為、ゴム製品がなく無人であることが求められる。
UVは、殺菌灯には強い発ガン性があり、無人必須である。