若者への教育自体がすでに奴らの手で変貌させられてしまっていて、それに異議を唱えなければ教育も取り返すこともできないのだよ。「誤解されるからやらない」「誤解が解けたらやる方が効果的」とか、何を呑気なことを言ってるのか。

「良い結果が出ないことはやっても無駄。やらない方がいい」という考え方に、どんだけ日本人の脳みそが毒されちゃってるかって話だよな。

右も左も。

今、良い結果なんて、期待できないんだよ、ほとんど。国民がこれなんだから。じゃあ、やらない方が良いのかって話です。有田さんやたつみコータローさんは無駄なことやったのかって話。

「タクシー運転手」だって「マルモイ」だって、圧倒的な負けを覚悟で闘った人たちの物語なんだよ。もちろんああいう映画は、それでもその命を賭した闘いの成果みたいな救いが描かれているわけだけど、その前には先が全く見えない中で、それでも「無駄なこと」をやった何万という人がいての、その上での物語なんですよ。