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イメージできる気がする。知的障害者の施設にいた時、やはり利用者がパニックを起こした場合、男性職員には力を頼りに抑えつける人がいた。女性職員は力は頼れないので理解を優先したが。

mainichi.jp/articles/20230430/

もちろん時に力を頼るしかないこともある。それは否定しない。だけど「ああ、待って」とつらく思うことも多かった。そういう人はむしろ愉しんで制圧しているようにも見えた。男性、皆んなが皆んなではないけれど。


僕も作業所にいた時に、自閉症の男性が突然大声を上げて暴れ出す事がありました。男性の行動はパターン化しているので、毎日同じ席に座り、昼休みには毎日一人で同じ場所で同じ遊びをしていました。

普段はとてもおとなしく過ごしていますが、イレギュラーが起きるとパニックになり暴れ出します。ここの作業所のスタッフは女性が多いのもありますが、男性スタッフも押さえつける様な事はしませんでした。彼が落ち着くのを待ち、実際、彼も暴れるのをピタッとやめます。スタッフはこれが分かっていたのだなと思います。

僕もASDなので、辛い経験が「ずっと頭にこびりついていて離れない」事があります。一日中フラッシュバックに悩まされていた時期もありました。無理矢理押さえられたら、それが「恐怖」となって残ると思います。そしてそれは、「忘れたくても忘れられない」障碍特性によって増幅されるのだと思います。作業所の男性は、突如泣き出す事もありました。きっと嫌な記事がフラッシュバックしているのだろうと僕は思いました。

「コイツは暴れるから困る」ってなって思いがちですけど、本当に困っているのはパニックを起こしている本人なんですけどね。


「困った人」は「困ってる人」って言いますもんね
他人には支離滅裂でも行動にはきっと本人なりの理由があるはず

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