巣篭もり需要で、本の売り上げが伸びたりとかいうこともありましたね。実際に面接をしていると変に時間が出来てしまった事で内省が進むクライアントもいた。
ただ、どっちかと言うと、本当は私はそう言う社会からの影響よりは心の内面の方に興味があるタチなので、本当は時間がない方が都合がいい人が日本人には元々多くて、だから、時間を与えたくない政府とwin winの関係が続いていると昔から思っている。もっと日本全体の景気が良くて、働かないと食べていけないとかではない頃から、そう言う人は掃いて捨てるほどいた。
性別に関わらず日本人には忙しくしていないと落ち着かないタイプの人が多い。手帳にギッシリ予定が詰まってると安心するとか。例えば専業主婦なら家事依存みたいな感じの人とか、サラリーマンならワーカーホリックとか。そう言う人は、時間ができてしまうことがむしろ恐怖だったりする。もちろんあらゆる依存症がそうであるように本人は無自覚なんだけど。
だから、実は社会制度だけ弄っても無駄だと、私などは考えてしまうんだけど、まぁそれでもやらないよりは多分良いとは思います。日本は「間」の文化だとか言うけど、実は日本人は実は「間」が苦手だと思う。面接してても沈黙恐怖症の人は多い。