あと、これ、何度か書いてるんだけど、年寄りの死に皆が仕方ないと何となく思っているのを私は感じるんだけど、これってもう既に何十年もにわたってずっと高齢者の世話(ホームとかに入っていたとしても金銭的な負担とか)を国が家族に押し付けてきて、それが特に最近どんどん負担が増えていることと私は絶対に関係があるとみてる。
親孝行を是とする国民全体に今も根付く道徳観から、福祉の充実などを国に怒ったり訴えたりする人はあまりおらず、「よそ様はちゃんと出来てるのにうちはもうこれで限界」みたいな罪悪感を国民が背負わされていて、他人には言えずにおそらく皆、各家庭で抱え込んで悩んでる。出来る余裕のある人は(本来、そんなに余裕誰もないはずなんだけど)、「おばあちゃんのために、おじいちゃんのために」と自分の人生を捧げていたりするし。
親見ててずっと思ってたし(共産党員なのに4世代同居で、私から見た曽祖母、祖父母を最期まで自宅介護していて、その怒りを子どもの私にぶつけてた)、今、いろんな人の話聴いてても日々実感する。口に出来ないし意識も出来てないかも知れないけど、皆、限界で“荷下ろし“しないともう無理な感じのところまで来ていて、でも自分を責める事しかできなくて誰にも言えず、年寄りが死んでくれてホッとしてしまう自分がいるんじゃないか。
@zpitschi 私もそう思います。そしてその火種は何十年も前からあったと思います。重税と福祉の悪化から耐えきれなくなって噴出したのだと感じます。
@pandapanda
この何年かは「ダブルワーク、トリプルワークでパートの掛け持ちをして、その合間に親の介護」みたいな話を普通に聞くようになって来てましたからね。それで「眠れないから睡眠薬を」みたいな…。
「それ、薬飲むヤツちゃうっしょ?」という。
皆んな、環境のおかしさに働き掛けるという発想を持てる人がほとんどいないので、自分や自分より弱い人間を精神論で追い詰める他に出口の見出し方を知らないんですよ、本気で。
@zpitschi そうなんです。そう。そして私達が悪いのではない、悪い社会と政府を変えましょうと提案すると無視されるんですよね…🥲ナゼ…
@pandapanda 「そういうダメな人、恐ろしい人にだけはなってはいけない」という規範意識があるからでは?「ああなってしまってはおしまいだ(「自分でできる努力もせずにすぐに他人を頼る」とか「怠けておいて国のせいにする」とか)的な。
@pandapanda その根本には、「お母さん、お父さん、先生方を困らせない良い子」がいます。他の子が頑張ってるのに1人だけ「できない」とか、「やりたくない」とかいう子は悪い子です。
@zpitschi うわあ、それですね、まさしく。
下々で首絞め合うの、そろそろ止めないと。お互い死んでしまう。けしかけた強者だけのうのうと生き残って。
本当は、あの馬鹿な政治家や利権集団を飼って、泡銭を浴びるように使わせて、全くの無為無策で金儲けしか頭にない政策をやらせてなければ、まだまだ本当は福祉も医療も教育も充実させられるだけの富はこの国にはあるんだと思う。
そりゃあ、富は際限なくある訳ではないにしても。少子高齢化だってもっと歯止めをかける手立てはたくさんあった訳で、それを何もかもぶち壊しにしてきて、それどころか何でもかんでも全部逆向きなことばかりやってきた政府がいたのよ。
なのに国民はここに孤立して自分をこっそり責めて他所はちゃんとやってるように思って自分の不甲斐なさを責めて…という無限ループに誘導されて、連帯も出来ず、政府にやりたい放題やられ続けてきた。
思ったけど、クライアントで子どもの頃、実家が貧乏で級友の誕生会の何百円かのプレゼント代も親に出して貰えなかったとか、いつも穴の空いた靴下履いてて恥ずかしかったとか、電話もなかったとか言う人いるんだけど、もちろん事実貧乏ではあったとしても「それだけですか?」「子どもが他所の子と楽しそうにするのが許せない母がいたんじゃないですか?」と言う話に大抵なって、でも長年親が刷り込んだ「全てうちが貧乏なのに我慢ができないお前が悪い」の呪いはなかなか消えないんですよね。あれに近いんじゃないか、今の日本。