【11/21】I APPEAL UNTO CAESAR(私はシーザーに訴える) 第31章 https://akito-takizawa.com/2024/11/21/i-appeal-unto-caesar_241121/
フィリップはパウロに別れを告げ、聖人はヤコブから届けられた慰めの手紙に喜びました。エルサレムの兄弟たちは、パウロがカイザリアにいたために多くの苦しみを味わっていました。
しかし、教会の長の書簡にはこれらの苦難について何も書かれておらず、囚人に良い励ましを与えていました。それで、聖人は静かな心で船に乗り込み、自分を愛し、カイザリアに留まらなければならない弟子たちに別れを告げました。
風は厳しく、船は揺れ、船員たちがシドンを見る前に、海の雄鹿のように高まる波を飛び越えて飛び跳ねていました。
パウロは古い病気にかかり、船の甲板の下で悪臭の中、激しく呼吸していました。そこで、錨が解かれ、船が船に近づいたとき、ルカは百人隊長に、パウロが陸に上がって陸の甘い空気を吸えるようにと懇願した。さもないと、パウロは閉じ込められているあの不快な場所の熱で死んでしまうかもしれないからである。
さて、ユリウスは聴聞会の場での弁論に耳を傾け、それゆえパウロを非常に尊敬していた。それで彼は囚人が解放されることに同意し、シドン行きの船で運ばれるとき、兵士に鎖でつながれることさえ許さなかっ