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【6/13】霊界通信 ベールの彼方の生活 4巻 「天界の大軍」篇 2 構造 akito-takizawa.com/2024/06/13/
さて、中へ入ると大きな楕円状の空間があります。天井は植物と花をあしらった格子細工がほどこしてあり、それらの植物はポーチの外側に根をはっているものと内側に根を下ろしているものとがあります。しかしこんな話はやめて先へ進みましょう。吾々はついに聖堂の大ホールへと入っていくことになります。

– 暗黒界からお帰りになってすぐにキリストをご覧になったホールですか。

同じホールです。地上で屋根と呼んでいるのと同じ意味での屋根は付いておりません。といって青空天井でもありません。屋根のあるべきところに堂々たるアーチ形をした天蓋が高く聳えており、色とりどりの液晶の柱によって支えられております。

しかし天蓋のへりは流動する線状を呈し、光の固まりのようなものとつながっております。と言ってもその固まりは普段そこに参集する者にも貫通できない性質をしております。しかも、いっときとして同じ色を呈しておらず、下のホールで催される儀式の内容によってさまざまな変化をしております。

そこの祭壇、それとその背後にある“謁見の間”についてはすでに述べました。大ホールに隣接して、そうした“間”がまわりに幾つもあります

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